地球温暖化による海水温・海洋循環への影響


地球規模の気温上昇に伴い、海水温も上昇します。

平均海水温が3℃上昇するだけで、東京湾に生息する魚類が

熱帯魚になるともいわれています。

このように気温が上昇すると生態系が変化するといわれています。

さらに、気温や降水量と同じく海水温も今後平均温度が上昇する

とともに、変動幅が大きくなることが予想されています。

これは、大気の流れや海流が変わったして変動が激しくなる

ことによるもので、異常な低温や高温をもたらして異常気象や

生態系への重大な影響をもたらす可能性があるとされています。

急激な気温の上昇によって極地の氷河が溶けると、極地方は

寒冷化して赤道付近は温暖化するという予測もあります。


また、海底に低温度の淡水が流れ込むことによって世界中の

海流の勢いが弱くなって、両極周辺の平均気温が下がり高緯度

地方と低緯度地方との温度差が著しくなることで、高緯度地方の

積雪につながり氷河の増加に繋がるという仮説もあります。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』はこの仮説をもとに

作られた作品です。






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